PDCA

目標管理とPDCAの関係

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目標管理と聞くと、ちょっと堅苦しいと感じたり、人事管理の問題と他人事のように感じてしまう方もいるかもしれません。しかし、実は目標管理とこれまでお話してきたPDCAとかなり関係があるのです。今回は、この二つの関係をご紹介していきます。

 

1.目標管理とは

そもそも目標管理とはなにかを簡単におさらいしておきましょう。目標管理とは基本的に、まず一定期間中の目標を設定し、目標が達成されたかの評価を行い、成長へ向けたフィードバックを行う形式で行われるものです。1950年代に米国のピーター・ドラッカーが提唱したとされ、目標を持たせ本人の自主性に任せることで、主体的に動くようになり結果的に大きな成果が得られるという組織観に基づくものであるとされています。現在、日本では目標管理は人事評価のツールと捉えられがちですが、本来はマネジメントのためのツールです。

 

2.PDCAとの関連性
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目標管理では作った目標は達成しなければ意味がありません。この達成のためにPDCAが役に立ちます。

これまで説明してきた通り、PDCAは

・Plan=目標を設定し、目標達成のための仮説をたてる

・Do=仮説を基に実行する

・Check=実行した結果の評価をする

・Action=Checkの段階で見えた課題の解決策を考え改善する

の4つの行程を繰り返し行っていき、目標を達成するためのツールになります。

目標管理のおいて立てた目標に対し、その達成のための計画を立て(Plan)、実行し(Do)、その結果を確認し(Check)、改善する(Action)というようにPDCAサイクルを回すことで目標管理の実効性を高めることが出来ます。

このように目標管理でPDCAを活用すると言われると、目標達成のための計画を立て、実行し、その結果を確認する機会として目標管理面談があり、また来期の目標を立てるというように長期で一度のPDCAサイクルをまわすようにとらえている方も多いのではないでしょうか。もちろん、目標達成のためには、一定期間内で大きな目標を達成するための長期的な意味でのPDCAも重要ですが、短期でPDCAを細かく回していくことも大切です。ある一定期間に大きな目標を達成するために短期的な目標をいくつか立て、その達成のために細かくPDCAを回すことでより目標管理の精度を高めることが期待できます。

 

以上のように、目標管理の実行力を高めるためにはPDCAサイクルを回していくことが重要になります。目標管理に対して苦手意識を持ってしまっている方も、PDCAサイクルを回す一環としてこの目標管理を捉えてみてください。


本ブログ「HR-Platform」は企業の組織人事に関わる様々な疑問の解決を目指して、フォスターリンク株式会社が運営しています。

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■会社名 フォスターリンク株式会社
■本社所在地 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-34-6 八光ビル7階
■設立 2000年 10月

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